社会人になると思いがけず、社員の家族の訃報や取引先の担当者やその家族の訃報に接することがあります。その場合は、速やかに上司に故人の名前、関係性、葬儀の日時と会場を報告し、指示に従ってください。関係性によって、弔電を打つか葬儀に参列するか判断します。
弔電はいつでも打つことができます。電話でもネットからでも申し込めます。近年は自宅での通夜、告別式ではなく、斎場を利用することが多くなりました。日時と会場を間違えてしまうと先方に届きませんので、十分に確認し、通夜の時間に間に合うようにします。
通夜や告別式に参列する場合は、喪服を基本として、男性は白のワイシャツに黒のネクタイ、黒の靴下です。急きょ駆けつける場合は紺やグレーなどの地味な色のスーツでも良いでしょう。ビジネスマナーとして常に黒のネクタイを会社に常備している人もいます。
女性は黒のワンピースかアンサンブルなどの喪服が基本です。急に通夜に参列する場合は地味なスーツでも良いでしょう。紺色は良いですが、青はふさわしい炉ではありません。メイクは控えめにし、派手なネイルは落とします。
髪は黒のゴムやバレッタですっきりとまとめます。宗教によって香典袋が異なりますので、注意します。わからない場合は御霊前が無難です。仏式の場合は焼香をします。やり方をさらっておきます。同じ会社の上司の葬儀の場合はお手伝いを依頼されることもありますので、進んで引き受けます。
マナーには十分に注意し、陰で携帯電話をいじったり、タバコを吸ったりしないようにします。